転ばぬ先の杖

こんにちは、AKIRAです。

先週のことです。ちょうど5年前の7月に、当社でパソコンをご購入されたお客様がいらっしゃいました。SSDとHDDを搭載したメーカー製のデスクトップパソコンです。「SSDの寿命がだんだん減ってきたので、交換して欲しい。どうせなら、容量が大きなSSDにしたい!」とご依頼を受けました。

SSD1基とHDD1基を搭載したスモールタワー型パソコン

まずはパソコン本体からSSDを取り外します。購入されてから本体を開けたことがなく、ホコリや汚れは意外と少なく、きれいな職場環境でお使いになられていたようです。

右下に見えるのが1TBのHDDで、その下に隠れているのがSSDです

もともとのSSDは定評のあるCrucial製275GB。すでに7割以上を使用しているため、空き容量がどんどん減っていくのは時間の問題と思われました。そこで、大容量1TBのSSDに換装することにしましたが、今回はいつもとはちょっと違います。容量の大きなSSDに換装(275GB→1TB)するため、容量アップした分の領域(725GB)をWindowsに認識させないといけません。いわゆるパーティション拡張です。

総書込量93.697TB。まだまだ書き込みはできますが健康状態は57%です。

ところで、なぜお客様がSSDの異常に気が付いたと思いますか?

実は5年前に当社が販売したとき、同時に初期設定を施しました。そのなかでSSDとHDDの故障を察知するような仕組みを入れておいたのです。(現在は「初期設定オプション 安心パック」となっています)

このお客様はパソコンを仕事でバリバリ使っています。当社の設定が効いたようで、SSDの寿命が短くなっていることに最近気が付いたそうです。もしこれが無かったら、SSDの異常に気が付くことができず、そのうち故障してWindowsが起動できなくなったことでしょう。しかも、なかに入っているファイルも読めなくなるため、仕事に支障をきたすことになったかもしれません。

今回、新品のSSDに換装&容量アップしたことでお客様も一安心。改めて初期設定の大切さを分かっていただけました。また、SSDの空き容量が爆発的に増えたので、これまで以上に仕事ができるとても喜んでいました。パソコンを快適に長くお使いいただくために、初期設定はたいへん重要です。当社では、用途に合わせた3種類の標準的なプランと選べるオプションをご用意しています。パソコンをお求めの際は、アビッツにご相談ください。

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