
こんにちは、ナミです😊8月も終わりに近づき、少しずつ夏の終わりを感じる頃になりましたね。
とはいえ、日中はまだまだ暑く、夕方になるとようやく外で過ごしやすくなる酒田です。
そんな8月25日、夜の酒田で長い歴史を持つ行事、持地院の「森の山まつり」の流れ灌頂が開催されました。
この「森の山まつり」は、なんと620年前から続いてきた行事。酒田大仏が見守る中、今年も多くの方々が集まりました。今回は、その様子をお伝えします。
🌬️ 開催できる?当日まで心配だったお天気
実は、前日からずっと気になっていたのがお天気です。当日の予報も、雨や風が少しあやしい様子……。


特にこの行事では、後ほど行われるお焚き上げで火を扱うため、風速6mを超えると大変危険で開催することができません。
「今日は大丈夫かな?」と開催時間まで心配しながらおりましたが、イベントが始まる頃には風も落ち着き、お天気もなんとか大丈夫。
無事に「森の山まつり」が開催されることになりました😊
🏮 「森の山まつり」とは?
ここで少しだけ、持地院「森の山まつり」について解説します。
「森の山」とは、森の山地蔵のある地蔵堂のことです。
お盆である8月16日、ご先祖様の精霊たちがこの場所に集まり、地蔵盆の8月25日に子孫たちに見守られながら再び帰っていく……という言い伝えがあるそうです。


「森の山まつり」は、そんなご先祖様の精霊たちを送り出す、送り火の行事として受け継がれてきました。
🍧 お祭りの会場の様子
この日は16時30分頃から撮影準備をスタート。まだ明るい時間でしたが、会場はお祭りの雰囲気が広がっていました。かき氷、焼きそば、焼き鳥などのお店が並び、お子さんを連れたご家族がくじ引きや、かき氷のお店に並んでいます。




酒田大仏の前の広場では、暗くなる前から談笑する方の姿や、遊具で元気いっぱい遊ぶ子どもたちの姿も。これから始まるお焚き上げの行事を待ちながら、それぞれがお祭りの時間を楽しんでいました😊


👹 大人気!「地獄の裁判所」
17時30分を過ぎると、また別の場所に子ども連れのご家族が並び始めました。
その先にあったのは、なんと…… 「地獄の裁判所」!👹


閻魔大王と鬼たちが、悩めるご家族のお話を伺い、厳しくもあたたかい言葉をかけてくれるという、大人気のアトラクションです。
毎年、この「地獄の裁判所」を楽しみに参加される方もいらっしゃるようです。ちょっと怖そうな閻魔大王と鬼たちですが、そこには子どもたちやご家族を見守る、どこかあたたかい雰囲気も感じられました。


🔔 鐘の音とともに始まる祈り
18時頃。鐘の音が響くとともに住職が現れ、6人の僧侶と檀家の皆さんが地蔵堂へと上がっていきました。いよいよ祈祷が始まります。


辺りが少しずつ暗くなっていく中でも、まだ多くのご家族が訪れ、お花を供え、静かに手を合わせていました。賑やかなお祭りの時間とは少し違う、静かで厳かな時間です。


🔥 そして「流れ灌頂」へ
祈祷の後、いよいよ「流れ灌頂(お焚き上げ)」が始まります。
住職を先頭に僧侶の皆さん、そして閻魔大王と鬼たちも広場へ。
檀家の皆さんによって納められたお塔婆やお線香、お供え物などが、大仏前へと運ばれていきます。




そして、お焚き上げの火が灯されました。その炎は、少しずつ大きくなり…… やがて夜空に向かって大きな炎が立ち上がります🔥
ライトアップされた酒田大仏と、会場に集まった多くの参加者が、その炎を静かに見守っていました。


✨ 熱い炎の前で感じた、すがすがしい気持ち


目の前で燃え上がる大きな炎。近くにいると、その熱さがしっかりと伝わってきます。
しかし、不思議なことに炎を見つめているうちに、心の中は少しずつ清々しい気持ちになっていきました。
長年の間、形を変えながらも受け継がれてきた「森の山まつり」。
屋台や子どもたちの笑顔がある一方で、ご先祖様を想い、手を合わせ、炎とともに送り出す時間…… 昔から続く伝統と、今を生きる私たちの時間がかさなる一夜でした。
🌙 来年も、酒田大仏のもとで
2026年も無事に開催された「森の山まつり」。

お祭りを楽しむ子どもたちの笑顔、静かな祈りの時間、そして夜空を照らす大きな炎。
毎年8月23日~8月25日に「森の山まつり」が行われています。みなさまも、来年はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか😊 長年続く酒田の行事を、ライトアップされた酒田大仏とともに体験してください。
↓こちらから、当日の様子が動画でご覧になれます。


