
こんにちは。ナミです。市内の街路樹も少しずつ色づきはじめました。涼しくなるとパソコンを使う機会も自然と多くなりそうですね。さて、今回は長年大切に使われてきたカスタムPCのお話です。
ご相談内容
- 10年ほど前にBTOショップで購入されたカスタムPC
 - 症状:電源が入らず起動しない
 - 相談内容:修理、あわせて Windows11へのアップグレード
 
原因の調査
内部を確認したところ、 マザーボードの故障 が原因でした。
10年という長い使用年数を考えると、経年劣化は避けられません。
お客様に「新しいPCの購入」と「部品交換+OSクリーンインストール」の内容を比較・検討していただき、今回はPC購入ではなく可能な限り既存のパーツを活かす方向で進めることになりました。
流用できた部品
以下のパーツを新しいパソコンへ使用しました。
- SSD(旧PCではCドライブとして使用)
 - HDD(データ保管用)
 - DVDドライブ
 - SDカードスロット
 


新規購入した部品
一方で、動作に必要な主要パーツは新調することになり当社で選定いたしました。
- PCケース
 - 電源ユニット
 - マザーボード
 - CPU
 - RAM(DDR4)
 - M.2 SSD(Cドライブ用) など
 
合計で 12点の部品 を選定し、新しいカスタムPCとして組み直しました。




作業のポイント
- 内部クリーニング 
10年間の使用でPC内部にはほこりが大量にたまっており、まずは分解して本体も部品も清掃。 


 2.部品の調査と選定
  流用可能かどうかを一つひとつ確認し、新しい規格のパーツとの互換性を見極めました。
 3.ケース組み込みの工夫
  新しいPCケースはコンパクトすぎないサイズですが、部品の固定位置やケーブル配線に工夫が必要でした。


Windows11の導入
- 新しいマザーボードにしたため、既存のOSは使用できません。
 - Windows11を購入し、クリーンインストール を実施。
 - Microsoftアカウントも新規作成しました。
 
お客様の声
「新品のデスクトップを買うよりも、費用を抑えつつ今までのPC環境を活かせて助かりました!」
と大変喜んでいただけました。
まとめ
BTOカスタムPCは長く使える反面、部品の経年劣化で突然起動しなくなることもあります。
しかし今回のように 流用できる部品を活かして新しく組み直す方法 なら、
コストを抑えつつ最新のWindows11環境を手に入れることも可能です。
👉 「古いPCを修理したい」「Windows11にしたいけれどどうすれば?」といったご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

  
  
  
  


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