速く、軽く、快適に!

みなさん、こんにちは。アビッツのAIです。
最近、当社で需要が急増しているサービスがあります。皆さんにより快適なパソコン環境の提供について今年行ったSSD換装サービスの例をいくつかご紹介します。

そのまえに、なぜHDDからSSDに換装するのかご存知ですか?HDDはデータを磁気ディスクに書き込む方式で、読み込みや書き込みの速度が遅く、パソコンの起動時間やアプリの起動時間が長く感じられます。一方、SSDはフラッシュメモリを利用するため、特に読み込みや書き込みの速度が速く、パソコンの動作が快適になります。

Seagete社製HDD(上)とSanDisk社製SSD(下)2.5インチのSATA-III接続タイプの1TBですが、動作速度がまるで違います。

そこでHDDからSSDに換装することで、パソコンの起動時間やアプリの起動時間が大幅に短縮され、作業効率が格段にアップしますお仕事で使われる方々には「パソコンが遅くてはかどらない!」なんて、もう言わせません!

デスクトップパソコンはもちろん、ノートパソコンや一体型パソコンでも分解してHDDをSSDに交換します。故障していないHDDであれば、SSDに環境をまるごと移行できるのでこれまで数多くの修理を行ってきました。

しかしここ最近で多いのは、HDDから新品のSSDに交換してWindowsをクリーンな状態で使いたいというご要望なんです。メーカー製のパソコンには余計なソフトウェアが多数インストールされていますが、使わないお客様にとっては無用です。そこで、まっさらなSSDにWindowsだけをインストールすると、そうした煩雑さがなくなります。まずは、こうしたパソコンをタイプ別に3機種ご紹介します。

  • デスクトップパソコンの場合には、3.5インチのHDDが1台搭載されているのが一般的です。筐体の大きさやレイアウトによっては、2台以上搭載できるものもあります。
機械的に故障したので起動できなくなったHDDを外して、新品のSSDに交換。デスクトップパソコンに2.5インチベイがないと、このようにSSDにマウンター(金属製)を使用します。
Seagete社製HDD(500GB)をWD社製REDブランドのSSDに交換。2.5インチ専用のマウントポイントがありますが、冷却のため、あえて3.5インチのシャドウベイに入れてあげます。
元々Windows7だったパソコンをSSD化して、Windows10をクリーンインストールして完成。なにをするにしても遅かったWindows10が快適に動作しました! (起動画面は撮り忘れました…)
  • ノートパソコンの場合には、ひとまわり小さい2.5インチのHDDが搭載されているので、SSDもジャストフィットします。省スペースながら、m.2とSATA-IIIと両方接続できるモデルもあり、ご要望によってはm.2 SSDを追加することもあります。
東芝製HDDをWD社製SSDに交換します。用途によってはコスパが良く定評があるWD BLUEブランドを使用することもあります。
Windows10をクリーンインストールした直後の画面。デスクトップには「ごみ箱」と「Edge」の2つのアイコンしかありません。
  • 一体型パソコン、ほとんどの機種はノートパソコン用の基板がディスプレイの裏側に取り付けられています。しかし、デスクトップパソコンと同じく3.5インチのHDDを1台搭載しているものが多いです。
一体型パソコンの分解した様子。右側に基板、左側にBDドライブと小型のサブウーファーを搭載したモデル。中央に見える緑色のラベルが貼られた部品がHDD。その上に置いてみた黒色のものがSSD。
搭載されていたWD社製のGREENブランドのHDD(3TB)をSanDisk社製のSSD(1TB)に交換します。大きさが違うので、ネジでSSDをマウントします。
新品のSSDにWindows10をクリーンインストールした直後の様子。CPUは第5世代のCore i7。SSD化で実力を発揮できて、動作は非常に快適です。

いかがでしたでしょうか?HDDからSSDに換装することで、パソコンの動作が快適になるだけでなく、環境も一新することもできます。Windows8.1からWindows10に、あるいはWindows10からWindows11にアップグレードした状態でもクリーンインストールできるので、機能性はもちろん、新鮮な気持ちでご使用になれます。

1TBのHDDを500GBのSSDに交換。クリーンインストールの場合は容量が違っても問題ありません。
このPCには2.5インチのHDDとは別に、m.2スロットが用意されているので、元もHDDは外してm.2にSSDを搭載しました。

Windowsは新しいバージョンほど大量のメモリーを必要とします。購入した時点の状態であっても、標準搭載のメモリーではカツカツになることが多いWindows10世代のパソコン。分解のついでに、メモリーを増設をご希望されるお客様もおられます。

もともと搭載していた4GBのメモリー1枚。空きスロットが1つあったので、同じスペックのもの(4GB)を追加して合計8GBに!

また、SSDには寿命があります。SSDはフラッシュメモリを利用するため、データを書き込みしすぎると寿命が短くなってしまいます。そのため、SSDには書き込み回数を制限する機能が搭載されています。長期的に使う場合は、SSDの寿命に注意しながら適切に使用することが大切です。

そして最も注意していただきたいのは、SSDが壊れた場合にはデータ復旧が非常に困難になってしまうこと。ファイルのバックアップはほぼ必須。その際、バックアップ先のメディアは別のSSDではなく、HDDがベストです。なぜなら、HDDはSSDに比べて速度こそ遅いですが、耐久性・耐障害性という面ではSSDを圧倒するためです。SSDに換装して余ったHDDをバックアップ用に使えると一石二鳥のメリットも生まれます。

使用時間は1800時間。動作が遅かったせいであまり活躍しなかったSeagete社製の3.5インチHDD(500GB)。
高速化のためにWD社製のSSD(500GB)に交換します。このとき筐体内にHDDも一緒に内蔵もできましたが…
取り外したHDDを外付けUSBケースに入れて、ポータブルHDDとして再利用できます。

最後に簡単にまとめてみましょう。

  • 古くなったパソコンでもSSD化ですべての動作が高速に!
  • デスクトップ型、ノート型、一体型。すべてのパソコンでSSD化可能!
    ※特にノート型パソコンを持ち運んで使うような場合には、HDDよりも軽く、バッテリー持ちも長くなるSSDが有利です。HDDのように落下によるクラッシュも心配ありません。(液晶は…)
  • 更にWindowsをクリーンインストールしてリフレッシュ!
  • 余ったHDDをバックアップに使用することで安心!

と、こうした効果が得られます。SSD搭載パソコンが希少だった頃からご縁があったお客様だけでなく、SNSやクチコミなどでも人気が増えてきています。通常はお持ちいただいてから3~4日間、事前にご予約をいただければ最短1泊2日で対応できる場合もございます。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

コメント

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました