
こんにちは。ナミです。3月に入り、少しずつ春の気配を感じる季節になりましたね🌸 日も長くなり、雰囲気もどこかやわらかく感じられるこの頃です。
そんな先週末(2026年3月8日)に、山形県酒田市にある「山王くらぶ」の「傘福」を見てきましたので様子をお伝えします。
🌸日本三大つるし飾り「港町酒田の傘福」
酒田の「傘福」は、
- 酒田の傘福
- 雛のつるし飾り(静岡県・稲取)
- さげもん(福岡県・柳川)
と並び、日本三大つるし飾りの一つとされています。
酒田の傘福は、和傘に天蓋(てんがい)に見立てた赤い幕を張り、そこから赤い糸でたくさんの細工物をつるして飾るのが特徴です。
細工物には
- 花
- 動物
- かわいらしい人形
- 縁起の良い鯛や亀
などがあり、それぞれに願いや意味が込められています✨

🧵江戸時代から続く、女性たちの願い
傘福の始まりは江戸時代といわれています。
当時の女性たちが古くなった着物の布(古布)を持ち寄り、細工物を手作りしました。
そして、
- 家族の健康
- 子どもの成長
- 家族の幸せ
などの願いを込めて傘福を作り、神社仏閣へ奉納していたそうです。
しかし時代の流れの中で、この文化は一度忘れられてしまいました。
その後、酒田市民の皆さんの努力によって、平成17年に細工物を約6,000個縫い上げて復活。
酒田の伝統文化として見事によみがえりました!


🎎106畳の大広間に広がる壮観の光景
現在、山王くらぶでは、毎年たくさんの傘福が展示されています。
106畳もある大広間いっぱいに傘福が並ぶ光景は本当に壮観で、
日本各地から訪れる人々を魅了しています。
赤を基調としたつるし飾りが天井から幾重にも並び、
まるで傘福のトンネルのよう。
あまりの美しさに思わず足を止めてしまい、まさに「傘福の大渋滞」という表現がぴったりの空間でした😊


✨最大の見どころ「宝づくしの傘福」
数ある傘福の中でも、特に目を引くのが・・・「宝づくしの傘福」です。
縁起の良い数とされる999個の細工物が使われており、その姿はまさに豪華絢爛。
この傘福は、江戸時代に豪商である本間家の当主が作らせたのが始まりといわれ、
当時は地元の祭りでも披露されていたそうです。
酒田の歴史や文化の豊かさを感じられる、とても貴重な展示です。

🌸ひな祭りの季節にこそ訪れたい
3月はひなまつりの季節🎎 和の文化に触れるにはぴったりの時期ですね。
色とりどりの細工物や、願いが込められたつるし飾りを見ていると、
日本の古きよき文化の美しさに圧倒されること間違いなしです。
なお、こちらの展示は11月中旬ごろまで開催されているため、季節に関係なく楽しむことができます。


酒田にお越しの際は、ぜひ「山王くらぶ」に足を運んでみてください。
きっと、心華やぐ「傘福」の世界に出会えますよ✨



