
こんにちは。ナミです。早いもので10月になりました。秋の季節の変わり目。体調に気をつけたい時季ですね。さて、パソコンのご相談も「季節の変わり目と一緒に不調が出てきた」と感じられる方もいらっしゃるようです。今回は、自作デスクトップPCが突然起動しなくなったというお客様からのご依頼についてご紹介します。
ご相談内容
お客様の自作デスクトップPCは2年前に購入し組み立てたものです。2週間ほど前から突然起動しなくなり、電源を入れると「修復画面」になってしまうとのこと。大切なデータも入っているため、不安なお気持ちでご相談いただきました。
調査と原因究明
まずはパソコンを分解し、内部のクリーニングをしながら部品の状態を確認していきます。
- メモリや電源の接続状態
- 各パーツの接続や動作のチェック




配線、部品等をひとつずつ確認した結果、SSDに異常が見つかりました。
SSDに起きていた不具合
故障したSSDでは以下の症状が発生していました。
- パーティションが飛び、情報が失われて読み込めない
- 容量が極端に少なく表示される
- データアクセスが不可能
この状態になると、保存されていたデータの多くが失われてしまいます。
修理の流れ
- 既存のSSDを取り外し
- 新しい同容量(今回は500GB)のSSDを設置
- Windowsをクリーンインストール
- 旧SSDから復旧できたデータを新しいSSDへ移行

作業完了後、PCは無事に起動し、データの確認も問題なく行えました。お客様にも大変ご満足いただけました。
まとめ
自作PCはパーツ交換がしやすい反面、突然の故障やデータ消失リスクもあります。特にSSDは予兆なく壊れることがあるため、こまめなバックアップが安心につながります。
「パソコンが起動しない」「修復画面から進まない」などのトラブルでお困りの際は、自己判断せずにおはやめに専門業者にご相談ください。大切なデータを守るお手伝いをいたします。
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