
2025年6月17日(火)/山形県酒田市・良茂山 持地院にて開催
梅雨入りした山形県とは思えないぐらい朝から晴天。朝は肌寒いですが、日中はとっても暑くなってきましたね。さて今回は、酒田市の持地院様にて恒例の儀式「観音大般若会供養」をライブ配信させていただきました。

今回も二部制です。
- 太鼓道場「風の会」単独演奏
- 観音大般若会供養(風の会とのコラボレーション)
約1時間のライブ配信となっています。11時開始ですが、30分前からどんどん客席が埋まりました。この日の気温は高く、その時間には日が照りつづけ駐車場のアスファルトには陽炎が見えるほど。ただ、本堂内は比較的涼しく快適だったと思います。それでも来場者はこれまでの儀式の倍以上となり、座席の追加をするなど大盛況。

第一部:太鼓道場「風の会」による圧巻の太鼓演奏
まずは、太鼓道場「風の会」の皆さん(総勢8名)による迫力満点の太鼓演奏。年間40以上の公演を行う和太鼓の魅力を発信しているチームです。地元酒田では、酒田祭りや大型客船のセレモニーイベントなどでご覧になった方が多いのではないでしょうか。






演奏はもちろん、打ち手の動きや掛け声も一体となったパフォーマンスに、思わず引き込まれます。本堂が揺れるほどの音圧と重低音が体の芯まで響き、まさに五感で楽しむひとときでした。

第二部:観音大般若会供養
演奏後10分の休憩を挟み、いよいよ観音大般若会供養。通常の大般若会供養に加え、「風の会」の太鼓演奏とのコラボレーションによる儀式です。
「大般若供養」とは、お釈迦様の教えである「大般若経」という経典を僧侶が声高らかに読み上げ、経典を大きく開き転読するもので、仏さまに五穀豊穣・無病息災などを祈願する法要です。
当日は、僧侶13名(!)による荘厳な読経が堂内に響き渡り、手にした経典をパラパラと滝のように流れる迫力の転読に思わず背筋が伸びるようでした。




「風の会」による太鼓演奏のコラボレーションが始まると、読経と和太鼓の演奏が共鳴した堂内は熱気に包まれました。共演は6年ぶりで、「風の会」の皆さんがこの日のために「般若心経」を生活の中で一所懸命に聴き取り覚えられたそうです。大般若では和太鼓自体は専門の僧侶1名が担当しているのですが、それを邪魔せず一体化したような形で演奏されていました。あたかも初めからそういうもののような雰囲気として仕立てられた感じがして不思議でした。
隣接する幼稚園の園児が見学にきていました。ずっと正座して黙っているのは、なかなかできることではないと思いますが、この場の雰囲気に圧倒されたのかじっと静かに見ていたのがとても印象的でした。


わずか1時間という短い時間でしたが、ほんとうにあっという間に終わってしまいました。最初から最後までいられた方ばかりで、非常に多くの方がご参加されていました。持地院の大滝住職、役員の方々も大変満足しておられる様子でしたが、撮影する私たちもご協力ができてとても嬉しかったです。
◆当日の様子は、「持地院 Youtubeチャンネル」で、ご覧になれます↓
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